秋田酒類製造株式会社様と当センターでは「日本酒の発酵管理」をテーマに共同研究を行っており、この取り組みがDXセレクション2022(経済産業省)の優良事例に選定されました。

 これは、経済産業省が中堅・中小企業等のDX(デジタルトランスフォーメーション)のモデルケースとなるような優良事例を「DXセレクション」として選定し公表するものです。

 秋田酒類製造株式会社様では清酒製造における杜氏や蔵人の休日出勤や深夜早朝業務、担い手不足という課題を解決するため、発酵タンクをモニタリングし、生産ラインを遠隔監視できるシステム構築を進めています。本取組を進めるためには、IoTの基礎的な知識や、センサー、ネットワーク等の知識・技術を持った人材が必要であり、継続的・発展的な取組となるよう、ベンダー任せにはせず、「内製化人材」の育成を当センターが協力し、システム構築を進めています。

 なお、経済産業省のWebサイトにて、本表彰に係る情報も公開されておりますので、併せてご覧下さい。

 今回ご紹介した共同研究の概要については、成果報告会onWeb内でもご紹介しておりますので、併せてご覧ください。

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