本設備は機械加工・接合・成形などによって生じる残留応力を非接触・非破壊で測定することが可能な装置です。

 cos α法を採用しており、2次元検出器を用いてデバイ環(回折環)を取得することが可能で、そこから残留応力、半価幅、残留オーステナイト量などを計測します。

 これらの値を把握することで、熱処理やピーニング処理などの効果が想定どおり得られているかどうかを判断できます。また、不良原因の特定、品質管理や製造プロセスの改善提案等にも役立てられます。

 

 設備の詳細は以下のパンフレットもご覧ください。

X線残留応力測定装置のパンフレット