秋田県デジタルイノベーション戦略室及び秋田県産業技術センターの研究員を講師とし、株式会社三栄機械の工場で、地域の他社の社員を対象にIoT(モノのインターネット)開発実践を行う研修会を実施中です。これは、日本国内で初の試みです。この研修会についてお知らせいたします。
秋田県デジタルイノベーション戦略室と秋田県産業技術センターでは、中小企業振興条例に基づき、地域の製造現場の改善及び事業拡大をサポートしております。
IoT現場実践研修は、本荘由利産学振興財団、由利本荘市及びにかほ市の主催で10月2日より4ヶ月にわたり実施中です。本荘、由利、にかほ地域の製造現場で働く社員が、他社である三栄機械社屋で、工場現場にある課題を取り上げ、その中から改善提案に繋がるIoT機器の開発テーマを設定し、開発を行っております。
この活動において、デジタルイノベーション戦略室と産業技術センターの研究員がIoT機器開発に必要となる、ネットワーク技術、組込技術、センシング技術、統計学、機器開発プロセスなど、随時参加者に解説しています。最終的には、参加者が自社でIoT機器を開発、活用、分析できる人材を育てることを目標としています。
次回の研修会は平成30年11月2日(金)で、最終回の平成31年2月1日(金)に各班の成果報告が、本荘由利産学共同研究センターにて行われます。
◇秋田県デジタルイノベーション戦略室及び秋田県産業技術センターでは、IoTや人工知能に関する相談を随時承っております。