清酒「高清水」の醸造元である秋田酒類製造株式会社と秋田県産業技術センターは、発酵タンク内の温度やアルコール分を自動取得する技術と開発と試験醸造を3年前から行っております。このたび、テレビ局2社を含む報道関係機関6社から取材を受け、放映および記事となりました。

 この技術は、IoT技術を採用し共同研究により開発したものであり、既存の設備を有効活用しています。
主な特徴は、
①発酵タンク内の温度を 3次元空間で多点監視しデータ蓄積を行うこと
②重量センサによりアルコール生成量を推計する AL分推算技術を開発したこと
③これらをこれらをシステム構築し、外出先や自宅からいつでも、スマートフォンなどで状況把握が可能となったこと
です。
 システム化にあたり、秋田県の政策研究で同センターが開発したコア技術を基盤とし、本案件へ応用展開しています。

取材時の様子